このサイトにおける放射線量の計算方法は
中部大学の武田邦彦教授のブログを参考にしております。
特に以下のページを一度お読みいただくと理解の助けになると思います。
単位
- グレイ[Gy]とシーベルト[Sv]について
市町村の発表データは「グレイ」ですが、「シーベルト」とほぼ同等に扱えるようですので、当サイトではグレイ=シーベルトとして計算しております。こちらをご参照ください
- マイクロシーベルト[μSv]とミリシーベルト[mSv]について
ミリシーベルトは、マイクロシーベルトの1000倍です。つまり、1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルトとなります。他にもいくつか例をあげます。
- 0.35マイクロシーベルト=0.00035ミリシーベルト
- 5マイクロシーベルト=0.005ミリシーベルト
- 500マイクロシーベルト=0.5ミリシーベルト
- 13579マイクロシーベルト=13.579ミリシーベルト
- ナノシーベルト[nSv]とマイクロシーベルト[μSv]について
マイクロシーベルトは、ナノシーベルトの1000倍で、さらに小さい単位です。おそらく現在放射線の影響がある地域についてはナノシーベルトでは小さすぎて表示できませんので、考慮する必要は無いと思います。
対象者
年齢が低いほど放射線の影響が大きくなることが知られていますので、被曝する人によって影響度合いを加味して計算するようにしております。ただし、年齢や影響度合いは公的に定義されたものは存在せず、当サイト独自の判断で算出しております。通常は「大人」を選択してください。
- 赤ちゃん:一般の大人よりも赤ちゃんの放射線の影響度が大きいことが予想されますので、入力された放射線量を10倍して計算します。
- 子供:入力された放射線量を5倍して計算します。年齢は当サイトの独自の判断です。
- 大人:入力された放射線量をそのまま使用します。通常はこれを選択します。妊婦の方もこれを選択します。
今後の見通し
- 改善の見込み:今後、原発の冷却系統が改善し、外部に漏れる放射線量が減少傾向にある場合に選択します。入力された放射線量を0.1倍して計算します
- 現状維持:入力された放射線量をそのまま使用します。通常はこれを選択します。
- 悪化傾向:原発の冷却が芳しくないことが予想される場合に選択します。入力された放射線量を10倍して計算します